妊娠中期(5、6、7ヶ月)おりものが増える原因や対処法、注意点

妊娠中期(5、6、7ヶ月)おりものが増える原因や対処法、注意点

 

女性にとっておりものは身近なものですが
妊娠中は特に、量や変化など気になるもの
ですよね。

 

妊娠中期(5、6、7ヶ月)になってくると、
おりものの量が増えた、という方がたくさん
います。

 

その原因や注意すべきポイント、私の
経験談などをご紹介いたします。

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妊娠中期(5、6、7ヶ月)になると増えてくるおりもの、原因はなに?

 

そもそも、おりものというのは卵胞
ホルモンというホルモンの働きにより
膣内をキレイに正常に保つために分泌
されています。

 

そのホルモンの変化によって、妊娠中期
頃になるとますますおりものが増えて
くるのです。

 

多少のおりものの増加は問題ありませんが、
においや色が変わったり、膣にかゆみを伴う
場合は注意が必要です。

 

 

こんなおりものには要注意!その特徴と症状例

 

・カンジタ膣炎
黄色や白色で、ポロポロとしたおりもの。
カンジタとはカビの一種で、免疫が落ちる
ことで増殖し我慢できないほどのかゆみや、
痛みを感じることがあります。

 

・トリコモナス膣内
黄色や黄緑色の、細かい泡状のおりもの
においがきつく、かゆみを伴います。

 

小さな原虫が原因で、膣内に入ることで
感染します。性行為や温泉など外のお風呂
やタオル、便座などから移る場合があります。

 

・切迫早産の兆し
ピンク、または茶色のおりもの
これは血が混ざったおりものです。

 

少量の出血なら問題ありませんが、量が
多かったり長く続くようならすぐに
産婦人科を受診しましょう。

 

早産や、切迫早産の可能性があります。

 

 

おりものの変化を軽視したら危ない!私の経験談

 

私は妊娠中期に入った頃の検診で、おりものが
多いと注意を受けました。自分自身、そんなに
自覚はなかったのですが、その日に消毒して
もらうと確かにおりものの量は減りました。

 

おりものが多い場合は、膣内が清潔ではない
ということらしく、感染症になると早産になる
可能性があるから気を付けて、と注意を受け
ました。

 

原因としては、つわりが辛すぎてたまにお風呂
をサボったり、おりものシートを使用していな
かったことが原因かな、と思います。

 

それまで、おりものシートは好きではなかった
ので使っていなかったのですが、反省して
その日からおりものシートを着用。

 

毎日こまめに替えるように注意しています。

 

そのおかげかわかりませんが、それ以降
おりものが異常に増えたりすることはなく
なりました。

 

さらに、おりものシートを使いだすと、
おりものの変化もわかりやすく、色の変化
などすぐにわかるようになったので、早期
からの着用を私はオススメします!

 

もうひとつ、私がおりものシートを
オススメする理由としてお話を。

 

妊娠中期は尿漏れもしやすくなり、
くしゃみや重いものを持った瞬間など、
あっと思うことが度々・・・。

 

そんな時も、おりものシートをしていれば
多少は吸ってくれるので安心です。

 

 

おりものが変だな、そう思った時の対処法

 

いつもよりおりものが異常に多かったり、
色などが変わった場合は早めに産婦人科で
相談した方がいいでしょう。

 

ですが、産婦人科は時間がかかるし、
すぐに受診できない場合も多いでしょう。

 

そんな方のために、まず心がけるべきこと
をご紹介します。

 

・第一に、とにかく清潔を心がけましょう。 
蒸れや汚れは悪化の原因になります。

 

下着やおりものシートが汚れたらすぐに
交換、常に通気性が良くなるように
しましょう。

 

シャワーでキレイにすることも大切
ですが、石鹸の使い過ぎはNG。
石鹸の使用は一日一回に、弱酸性の肌に
優しいものでそっと洗いましょう。

 

・性行為は控えましょう。
雑菌が膣内に入ったり、感染症だと
パートナーに移してしまう場合もあります。
素手で触ったりすることも控えましょう。

 

・そのまま放置することはせず、必ず
産婦人科で受診を。すぐに行けない場合は、
せめて電話で相談をしましょう。

 

赤ちゃんに影響を及ぼす可能性もあります。
軽く考えないよう、注意しましょう。

 

 

妊娠中期のおりものはとっても大切なサインです

 

妊娠中期のおりものの変化は、異常を早期
に知るための大切なバロメーターとなります。

 

赤ちゃんのためにも自分のためにも、毎日
きちんと確認して自分のおりものの状態を
把握しましょう。

 

そして、少しでもおかしい、いつもと
様子が違うと思ったら自己判断で放置
したりせず、産婦人科で医師に相談を
しましょう。

 

産婦人科は待ち時間もとても長いし受診
するのは大変ですが、放置すれば苦しい
妊娠生活を送ることになってしまうかも
しれません。

 

すぐ治るだろう、など軽く考えたりせず
大切なサインを見逃さないよう、楽しい
妊娠生活を送れるようにしましょう。

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