妊婦は仕事をいつまで続ける?産休や退職についての体験談

妊婦は仕事をいつまで続ける?産休や退職についての体験談

 

妊婦になったら仕事は
いつまでできるのかな?
辞めなければいけないのかな?
と仕事を続けていけるのか
心配・不安になりますよね。

 

どのようにするのがよいのか
体験談を交えながら紹介していきます。

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妊娠がわかったら

 

妊娠が発覚しても
初期の場合はなかなか
周りの人にはすぐに
報告できないものですよね。

 

特に初期はつわりも始まるので
体調不良になりやすく、
仕事中に何度もトイレに
かけこむような事もあるでしょう。

 

 

上司にだけでも話をしておけば
その状況を分かってもらうこともできますし、
上司からも仕事内容に
配慮をしてもらえることもあるでしょう。

 

妊娠初期の場合はまだこの先順調に
赤ちゃんが育っていくかどうかも
分からない時期ですから、
上司にも周囲にはまだ口外しないで
欲しいということもお願いしましょう。

 

 

仕事はやめる?続ける?

 

妊娠したからといって
仕事はやめなければいけないの?
と急に不安に襲われますよね。

 

長期のプロジェクトに関わっていたり
自分が作り上げてきたものを
途中で誰かに引き継がなければいけないなど、
最後まで自分で仕事を仕上げることが
できないような場合は特に悩みますね。

 

妊娠して大きく変わるのは
体調の変化・体の変化です。

 

これが今自分のしている仕事と
釣り合うものなのかを考えましょう。

 

デスクワークがメインの場合は
1日中椅子に座っていられますが
同じ体勢が苦しくなったり
足がむくんだりとうトラブルも
あります。
ですが、椅子に座ってできる
簡単なリラックスできる体操を
したり、休憩をこまめにとったり
できれば問題なくこなしていける
でしょう。

 

接客業の場合は
お腹が大きくなる前までは
こなしていけるでしょうが、
お腹が大きくなってしまうと
スムーズに接客ができなくなる
でしょうから、裏方にまわったり
業務内容を変えてもらうなどの
配慮をしてもらう必要があるでしょう。

 

乗り物に乗車するような仕事の場合
体調が不安定な妊婦には
適していないでしょうから
初期の段階から会社に
伝えておく必要があります。

 

業務によっては
妊娠してしまうとできる仕事と
できない仕事があるので
会社側の要望も受け入れる必要があります。

 

いずれの職種であっても
急に体調が悪くなってしまったら
遠慮することなく申し出し
休憩・早退をさせてもらうようにしましょう。

 

多少の無理が危険であることもあります。
赤ちゃんを守れるのは
お母さんしかできないことなので
我慢をしすぎない事が大事です。

 

 

産休とは?体験談

 

自分の仕事が妊娠しても
つづけられたとして、
じゃあいざ出産が近づくと
いつまで働けるの?と考えますよね。

 

まずはあなたがお勤めの会社の
産休制度などをまず調べましょう。

 

産休・育休制度がしっかりしていれば
産後にまた復帰をすることができます。

 

ですが、社内にその実績がないようであれば、
ちゃんと確認を取る必要があります。

 

現代は男女ともに働く世の中になり
男性が育休を取ることもできる時代です。

 

それでもまだ産休・育休制度を
取り入れているとはいえ形だけ
である場合もあります。

 

あなたが本当に今の仕事を産後も
続けたいと強く望んでいるのであれば
その部分を明確にしておく必要があります。

 

「1人目も産休をとり復帰、
そして今回2人目の妊娠。
社内は子育てママがほとんどで
産休育休をへて復帰。
もちろん2人目も復帰するつもりです。
生活のためもあるし、
子供と毎日べったり過ごすのが
自分には合わないし
仕事しているときが唯一
自分の時間を楽しんでいるようなものです。
         〜30代後半 Rさん〜」

 

産後も働く場合
産休はいつからなのか?
労働基準法で定められています。

 

「産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)

<いずれも女性が請求した場合に限ります>
産後は8週間女性を就業させることはできません。」

 

(労働基準法第65条)

 

と法律で決められていますから
体調などにもよりますが、
産前6週間までに産休に
はいることになります。

 

 

退職を希望する場合、体験談

 

職場が産休・育休制度が
充実しても、そうでなくても
ひとによっては退職を選ぶこともあるでしょう。

 

子供を産んでまた復帰をする自信がない人、
子供を産んだら小学校前くらいまでは
常に一緒に生活をしていたいから
仕事はしないという人、
悩んだ末に辞める事を決断する人もいます。

 

「仕事は接客兼営業サポート。
女性スタッフは自分一人で他は男性ばかり。

 

そうなると、妊婦であることが分かってから
男性社員の方は気を遣ってくださり
私の仕事を手伝うようになってくれました。

 

最初はありがたかったけど周りに負担を
かけていると感じストレスでした。
でも家に居てもやることもないし
結局私は体調も順調だったので7か月頃に退職。

 

もう少し早くやめて新しい後任の人に
引き継いだ方がよかったかなと思いました。 
        〜30代前半 幹ママ〜 」

 

 

「CAをしていた私が妊娠がわかり、上司に相談。
妊娠中のCAの仕事は続けられないとのことで
すぐに業務から外れました。

 

妊婦でCA業務が難しいことはわかっていたので
迷うことなくあきらめました。
復帰も考えましたが、育児との両立には
不安を感じ完全退職。

 

自慢の仕事だったけど、妊婦ではしょうがないし
割り切って妊婦生活をゆっくり楽しむことができました。
            〜20代後半 ゆり〜」

 

女性ばかりの職場、男性ばかりの職場など
いろいろな職場がありますが
妊婦であることを負担と思われることもあります。

 

それを自分がなんとも感じなければ
続けることはできるでしょうが、
周囲に迷惑になるんじゃないかなどと
考えてストレスになってしまっては
母体にいい影響はありませんよね。

 

どうしても働かなければいけない
という理由がある人もいるでしょうが、
そうでないのであれば割り切って
退職を選択するのもよいでしょう。

 

 

仕事と育児

 

産後もすぎに仕事復帰する場合
0歳の子供を保育園に預けて
毎日仕事に行かなければいけないという。
覚悟を持つ必要があります。

 

仕事を続けることで
子供の成長を毎日見届けることは
できないという思いも我慢する必要があります。

 

ですが、給料を得ることができ
社会とつながっている事もできます。

 

母親であっても自分の誇りは「仕事」
だという人、是非続けてほしいです。

 

そういう女性がいるからこそ、
女性の仕事の世界がより広がっていく
きっかけになります。

 

それを人から見たら子供を置いて仕事をして
などと思う人もいるとは思いますが
それぞれの家庭の事情や、その人の信念で
続けていることです。

 

後ろめたいなどの気持ちを持つ必要はないでしょう。

 

そして母親に専念すると決めた人。

 

毎日24時間子供が生まれてからずっと
一緒の生活が続きます。

 

息が詰まることもあるでしょう。

 

逃げ出したくなることもあるでしょう。

 

家事と育児一日中追われていても
給料があるわけでもありません。

 

それでも可愛いわが子の寝顔を見るたびに
毎日楽しいことをいっぱい経験させてあげたいと
育児にはげむのでしょう。

 

子育ては子供の成長だけでなく
自分も母親として成長をさせてくれます。

 

その経験は今後の自分の人生にも
きっと豊かな経験として活きてくるもの
だと思います。

 

どちらを選択することが今の自分、
将来の自分にとって良いことなのか
きっと今の段階では分からないことだと思います。

 

復帰した先輩ママさんから話を聞いて
参考にするのもよいでしょう。

 

自分だけで決めるのでなく、
家族ともこの先の事をちゃんと
話し合う必要もあるでしょう。

 

それでも迷っているのであれば、
今の自分の気持ちに
正直に選択すればよいと思います。

 

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