妊娠中、タバコが吸いたい気持ちを抑える６つの方法と禁煙グッズ

妊娠がわかり、すぐにタバコをやめられる人もいます。
しかし、悪いと思っていても
なかなかやめられない人も多くいる事でしょう。

今回は妊娠中のタバコの吸いたい気持ちを抑える方法
とおすすめの禁煙グッズについてを書いてみました。

女性の禁煙

止まらないタバコの値上がりに伴い、
喫煙者の数は年々減少していると言われ、
現在の喫煙率は20%を下回ったとも言われています。

しかし、発表されている数値を見てみると、
タバコを辞めた人口のほとんどが男性であり、
女性の喫煙率は横ばいとなっています。

それでも「禁煙したい」人口の比率は
男性よりも女性の方が高く、

喫煙女性の実に半数以上が
「禁煙したい」と思っているというデータがあります。
ではなぜ女性はタバコが辞められないのでしょうか？
実は男性よりも女性の方がタバコに依存しやすいのです。

禁煙をすると辛い離脱症状に陥ります。
離脱症状の期間は、通常体内から
ニコチンが抜ける3日～1週間、
長くても3週間と言われています。
（吸っていた本数や、期間よっても違います。）

ニコチンが完全に体内から抜けるまでの
間はイライラしやすかったり、強烈な眠気を感じたり、
頭痛を引きおこす人もおり、女性の場合、
離脱症状が男性よりも長く続くと言われています。

女性は男性よりもストレスを感じやすく、
またストレス発散法が男性よりも少ないと言われており、
離脱症状のストレスを解消するために
喫煙を再開してしまう人が多くいるということです。

なぜ妊娠中にタバコを吸ってはいけないのか

妊娠中の喫煙は、お腹の中の赤ちゃんに
重大な悪影響を及ぼします。

タバコの煙は4000種類の化学物質、
200種類の有害物質、
60種類の発がん性物質の集合体で
母親がタバコの煙を吸う事で
胎盤を通して赤ちゃんがこれらの物質にさらされます。

赤ちゃんに現れる影響として

・低体重児の可能性が3倍多い
・早産・流産の可能性を高める
・早期胎盤剥離・全治胎盤になりやすくなる
・早産のリスクが1.5倍～2倍に増加する
・先天異常や奇形のリスクを高める
・乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める
・多動性障害(ADHD)のリスクを高める
・言語の発達の低下

上記はほんの一例にすぎませんが、
これだけでも胎児にとっていかに
タバコが悪いかが分かります。

妊娠中タバコを吸いたい気持ちを抑える方法

ここでは、オススメの禁煙方をいくつか紹介したいと思います。

・3分間我慢する
タバコを吸いたい衝動は
30秒～3分でおさまると言われています。
少しの間ぐっと我慢しましょう。気づけばタバコの事を忘れてしまいます。

・タバコによる赤ちゃんへの影響の情報を検索する
タバコが胎児にどのような影響を
及ぼすかを調べれば、怖くて吸えなくなるかもしれません。

・ガムを噛む
妊娠中だけでなく、禁煙の方法として一般的ですね。

・タバコに関する道具をすべて処分する
どんなに禁煙を決心しても、見えるところに
タバコやライターがあると
吸いたくなってしまうものです。
すべて捨ててしまいましょう。

・パパに一緒に禁煙してもらう
禁煙をしているママの目の前で
パパがタバコを吸い始めたら・・・
こんなにイライラすることってないですよね！
パパのタバコの煙も勿論赤ちゃんにとっては悪影響。
この際一緒に禁煙して、
パパになる自覚も養ってもらいましょう！

・つもり貯金
今までタバコを買っていた頻度で、
タバコの金額のつもり貯金を始めて
みるのはいかがでしょうか？

パパにも同じように貯金をしてもらったら、
赤ちゃんが産まれる頃には結構な
金額が貯まりそうですね！
このお金で、写真館で新生児フォトや家族フォトを
撮るのはいかがでしょう？
きっと良い思い出になりますよ。

タバコの欲求に負けないで

禁煙は決して楽に出来るものではありません。
イライラしたり、ストレスが溜まったりして、
どうしても吸いたくなってしまう瞬間があると思います。

そんな時は、お腹の赤ちゃんに話しかけたり、
お腹を撫でたり・・・赤ちゃんを「リアル」に感じましょう。
いつのまにかタバコの存在を忘れられている事でしょう。
母は強し！産まれてくる天使の為、タバコの欲求に打ち勝ちましょう！

妊娠中、タバコが吸いたい気持ちを抑える６つの方法と禁煙グッズ