おしるしの出血量について〜多い・少ないのは大丈夫?経験談〜

おしるしの出血量について〜多い・少ないのは大丈夫?経験談〜

 

おしるしは誰もがあるわけではないのですが、
出産を目前に控えた妊婦さんの多くは経験する
と思います。

 

妊娠中は不正出血をしたら、流産の可能性も
ありますし、すぐに産院へ行かなければなり
ません。

 

しかし37週以降の出血は、おしるしの可能性
が高いです。初産の方はおしるしがどのような
ものか分からないと思いますし、どれくらいの
出血がでるのかも未知の世界ですよね。

 

今回はおしるしが起こる原因、出血量が少ない、
多い場合は大丈夫なのか、について私の経験談
をもとにお話しさせていただきます。

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おしるしが起こる原因は?

 

おしるしが起こる原因を分かりやすく簡単に
説明すると、出産が近づくことによって子宮膜
(卵膜)が剥がれるために起こる出血です。

 

おしるしの特徴は腹痛などの痛みを生じること
なく、ほとんどの方が生理ナプキンに収まる
くらいの鮮血が出ます。

 

おしるしがあったからといって、すぐに出産
になるということではないのですが、明らかに
お産が近づいている証拠です。

 

私も陣痛がくる日の早朝に生理ナプキンに少し
付くくらいの鮮血があり、その日の夜に陣痛が
始まりました。

 

しかし陣痛が始まってもすぐに子宮口が全開に
なることはないので、私の場合はおしるしがあ
ってから約36時間後の出産となりました。

 

しかしおしるしがあってから出産するまでの
時間は個人差があり、その時間が短い人ももち
ろんいるのですが、ほとんどの方が24時間
以上はかかるのではないでしょうか。

 

しかしおしるしがきたら、出産が近づいている
ということですので、心の準備、そしていつで
も病院へ向かえる準備は万端にしておくといい
ですね。

 

 

おしるしの出血量が少ない場合は大丈夫?

 

おしるしの出血量もこれくらいの量という基準
はないのですが、本当に分からないくらいの少
しの出血しかしない場合もあります。

 

しかしだからといって異常ということではない
ので、出血量が少ない場合でも出血があればお
しるしである可能性が高いです。

 

この時期は内診によって出血をしてしまうこと
もありますので必ずしもおしるしであるという
ことでもないのです。

 

実際に私は37週以降の内診では毎回検診が終
わって家に戻ると出血をしていました。

 

内診の出血量は多いこともあれば、少ないこと
もあったのですが、内診後の出血はおしるしで
はなく、内診の刺激による出血だと先生にも言
われました。

 

出産予定日が近づいても子宮口が堅く開いてい
ない場合は、内診の際に強めに刺激を与えられ
ることもありますので、内診後は出血しやすい
です。

 

内診後に出血がある場合はおしるしとは違う
可能性もありますので、内診によって出血も
しやすいということも覚えておいてください。

 

 

おしるしの出血量が多い場合は大丈夫?

 

おしるしの出血量があまりに多い場合は心配
になりますよね。しかしおしるしの量も人それ
ぞれ違いますので、生理ナプキンいっぱいに
出血する方もいますし、出血がダラダラと数日
続く方もいます。

 

激しい腹痛やその他、体の不調がない限り
37週以降のおしるしは心配する必要はあり
ません。

 

しかし、血が混じった水っぽい感じのものが
ドバっと出てきたり、その症状が止まらない
場合は破水の可能性もありますので、水っぽ
い場合やダラダラと流れてくるような感覚が
ある場合は産院へ連絡してみてください。

 

私は、破水は産院へ到着して陣痛の波が
ピークに達した時にしたのですが、かなり
の量の水分がドバっと出てきました。

 

通常の破水は大きい生理ナプキンでも防ぐ
ことができない程の量の水が出ますので
分かりやすいと思います。

 

しかし高位破水の場合は、量はそれほど多く
ないのですが、ダラダラと流れ出る感覚があ
るため気付かない方もいるようです。

 

もしダラダラと出血まじりの水のようなもの
が流れ出てくる感覚がある場合は高位破水の
可能性があるので、産院へ連絡をしてみてく
ださい。

 

 

おしるしと不正出血の違いとは?

 

出血の時期や出血以外に何か別の体の不調が
ある場合は、おしるしではなく不正出血の
場合があります。

 

おしるし→37週以降の腹痛などの痛みを伴
わない出血

 

不正出血→37週以前の出血や、激しい腹痛
を伴ったり、血の塊が出る

 

まずはその出血がいつ起こったかを目安に
してください。赤ちゃんの器官形成が全て完了
し、いつでも外の世界へ出ていけるようになる
時期が37週以降の正産期と呼ばれる時期です。

 

37週以降に腹痛などの痛みが伴わない出血が
あった場合は、おしるしだと思ってください。

 

しかし、37週以前の正産期以前の出血は
十分に注意してください。特に激しい腹痛を
伴う場合は、胎盤早期剥離になっていること
があります。

 

胎盤早期剥離とは、赤ちゃんとへその緒で
繋がっている栄養を蓄えている大事な部分で、
その胎盤が何かしらの原因で剥がれてきて
しまっている状態です。

 

胎盤が剥がれてしまうと、赤ちゃんはお腹
の中で成長していくことができないため、
すぐに帝王切開で赤ちゃんを出してあげな
ければなりません。

 

もし37週以前に激しい腹痛を伴う出血を
してしまったら、救急車を呼んでも大丈夫
なのですぐに産院へ向かってください。

 

そして血の塊が出る時も注意が必要です。

 

特に妊娠初期に起こりやすいのですが、血の
塊が出ることによって流産してしまっている
場合もあるのです。

 

37週以前に血の塊のような出血をしてしま
った場合も、急いで産院へ向かって診察をし
てもらう必要があります。

 

このように、おしるしと不正出血の見分け方
の一番のポイントが、妊娠週数ですので、この
妊娠週数を目安に他に体の不調を伴っていない
かも確認してみてくださいね。

 

 

おしるしの出血量は少なくても多くても問題なし

 

生理の時も、人によっては出血量が少ない人
もいれば、どれだけ大きいナプキンを使用し
ても間に合わないくらいの出血量が多い人も
います。

 

おしるしも同様で、人によっては出血量が
少ない人も、多い人もいるのです。体質に
よって変わってくることなので、どれくらい
の出血量が正しいということはないのです。

 

おしるしと破水、内診による出血なのか、それ
とも不正出血なのかの見分け方をしっかりと
理解できていれば、いざおしるしらしきものが
きた時も、焦らずに対応できると思います。

 

おしるしがきたということは、出産もいよいよ
近づいていますので、いつでも産院へ向かえる
ように準備万端にしておき、一番大事なのがリ
ラックスした穏やかな気持ちで過ごすことです。

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