陣痛時のいきみ逃しは本当に辛かった・・・乗り越えるコツや経験談

陣痛時のいきみ逃しは本当に辛かった・・・乗り越えるコツや経験談

 

陣痛は痛みだけとの闘いと思うかもしれませ
んが、陣痛時には痛みだけでなく、様々な闘い
が待っています。

 

そのうちの1つに、一般的に「いきみ逃し」
と呼ばれるものがあり、このいきみ逃しは上手
にできないと、かなり陣痛時に辛い思いをする
と思います。

 

実際に私も陣痛が始まり、陣痛の痛みも増して
くるとともに、このいきみ逃しにはかなり苦戦
しましたし、なによりも辛い経験だったかもし
れません。

 

今回は陣痛のいきみ逃しが上手にできるコツや、
あると便利な物について実際の経験談をもとに
紹介させていただきます。

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いきみ逃しとは?

 

いきみ逃しとは、陣痛時に子宮口が開いてくる
ことで赤ちゃんの頭が下がってくる時に感じる、
赤ちゃんを出したいといきんでしまうのを阻止
する方法です。

 

よく言われるのが、便意を我慢できずにいきん
でしまうという感覚で、私もこの感覚を経験した
のですが、本当に辛かったのを覚えています。

 

子宮口が全開の10pまで開かないといきんで
はいけないため、このいきみ感を何とか抑えな
ければなりません。

 

もちろん陣痛の痛みとも闘っている最中という
こともあり、いきみ逃しだけに意識を集中する
ことはかなり難しいです。

 

このようにいきみ逃しは母体と赤ちゃんのため
にも大事なことなので、上手くコツを掴み、道具
を使って、呼吸があまり乱れないようになるべく
スムーズにいきみ逃しをする必要があるのです。

 

 

いきみ逃しがちゃんとできないとどうなる?

 

いきみ逃しをせずに、いきみたくなったら子宮口
が全開になる前にいきんでしまうことで、子宮口
や産道が裂けてしまうというリスクがあります。

 

もちろん赤ちゃんも子宮口が全開になっていない
のに、頭がどんどん下がってきてしまっても、頭
を出すことができないため苦しい思いをします。

 

このように、いきみ逃しをしてあげないと母体
にも赤ちゃんにもダメージを与えてしまう可能性
がありますので、呼吸を意識して子宮口が全開に
なるまではいきみ逃しをして、お腹に力を入れ
ないようにしてあげてください。

 

しかし子宮口が9pほどまで開くと、助産師さん
が軽くいきんでいいよという指示が出ることも
ありますので、その時は陣痛の波とともに軽く
いきんでも大丈夫です。

 

私はいきみたい感じが辛く、
「もういきんじゃいそうだよ!もう無理だよ!」
と何度も助産師さんにすがりつきました。

 

しかし助産師さんからは
「しっかりいきみ逃ししてあげないと、
赤ちゃんが苦しくなっちゃうよ」と言われ、
その言葉のおかげで赤ちゃんの為にと頑張る
ことができました。

 

きっとお母さんは赤ちゃんが苦しくならない為
なら、どんなに辛い事でも乗り越えられるもの
なのかもしれません。

 

 

いきみ逃しが上手にできるコツとは?

 

いきみ逃しをしてあげないと、赤ちゃんが苦しく
なってしまうというのは分かってもどうしたら
いきみ逃しが上手にできるのかは出産を経験した
方でも分からない方は多いと思います。

 

初めての出産を控えている方は尚更、いきみたい
感じという感覚も分からないためにイメージトレ
ーニングがしずらいと思います。

 

いきみ逃しが上手にできるコツは2つあります。

 

・腹式呼吸を意識する
・旦那さんの力を借りる

 

いきみ逃しを少しでも楽にできるようにするため
に欠かせないのが、腹式呼吸です。陣痛を耐えて
いる時もこの腹式呼吸は大事で、鼻から空気を
吸って、口から長く吐くことにだけ意識を集中
させることでいきみ逃しだけではなく、陣痛も
上手に耐えていくことができます。

 

猛烈ないきみたい感じや激しい陣痛の痛みの最中
に腹式呼吸に意識を集中させることは、なかなか
練習していないとできないかもしれません。

 

妊娠中の生活の中で常に腹式呼吸を意識して生活
することで、いきみ逃しや陣痛の時にかなり生か
されてくると思います。

 

しかし腹式呼吸を意識するだけでは、正直体力が
持ちませんしそんなに長い時間は耐えられないか
もしれません。

 

そんな時に一番助けとなるのが、旦那さんの力
です。旦那さんの力でお尻の穴を思いっきり抑え
てもらうことで、いきんでしまいそうな感覚を
少しでも軽減することができます。

 

もしずっと付き添ってもらえるようならば、
いきみたい感じがしたら旦那さんに目いっぱい
力を込めてお尻の穴を押してもらってください。

 

腹式呼吸と旦那さんの力があれば、いきみ逃し
も上手に耐えていけるはずです。

 

 

いきみ逃しにあると便利な物シリーズ

 

いきみ逃しをする時にあると便利な物がいくつかあります。

 

・テニスボールやゴルフボール
・ハンドタオル
・旦那さん用シップ

 

テニスボールやゴルフボールは陣痛時に
有名なアイテムですよね。

 

旦那さんにお尻の穴を押してもらう時に手で
押してもらうと旦那さんの負担が大きくなり
ます。

 

なので、お尻の穴にフィットするテニスボール
やゴルフボールを用意しておくといいかもしれ
ません。

 

私の場合は実際に用意していなかったので、
旦那さんの手で押してもらっていたのですが、
旦那さんは手を負傷して仕事に影響が出てし
まったほどでした。

 

テニスボールやゴルフボールがあれば、自分
でその上に乗って一人でもお尻の穴を抑える
ことができるため、本当に便利だと思います。

 

ハンドタオルはいきみ逃しをしている時は、
何か握りしめるものを持っていると私は
かなり心を落ち着かせることができたので、
必需品でした。

 

さらにいきみ逃しや陣痛に耐えていると、
汗が大量に噴き出てくるので汗拭き用と
してもあるといいかもしれません。

 

旦那さん用シップは、旦那さんの力でお尻の
穴を押してもらうことで腱鞘炎になってしまう
旦那さんも少なくないと思います。

 

出産したらすぐに旦那さんの手にシップを
貼ってあげられるように、用意しておいて
あげると次の日まで痛みを持ち越すことが
ないかもしれません。

 

 

いきみ逃しはコツを掴めば上手く乗り越えられる

 

いきみ逃しは本当に辛いです。出産を経験した
人のほとんどが口を揃えて言うことでもあり
ます。

 

しかし、腹式呼吸を意識しながら物や旦那さん
を上手く使うことができれば、乗り越えられま
す。

 

いきみ逃しは第一は赤ちゃんのため、そして
自分自身を大切にするためにも大事なことです
ので、今回ご紹介させていただいたコツと持ち物
シリーズなど参考にしていただけたら嬉しく思い
ます。

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